• キーワードで連想されるものは?

    「演歌」「時代劇」これらのキーワードからどんな高齢者を想像しますか?ちょっぴり頑固で、戦後の大変さを知った堅実な人たちかもしれません。だからこそ、贅沢が苦手かもしれないし、耐え忍ぶことの方が慣れているかもしれません。

    では、次にこれらのキーワードだったら何を連想できるでしょう?「Jリーグ」「ディスコ・ジュリアナ東京」「コギャル」先ほどと比べるとちょっと華やかなイメージになってきたとは思いませんか?Jリーグが開設されて、ジュリアナ東京が流行し、コギャルが世間を賑わしていた時代です。この時代を生きてきた人が歳を重ねてこれから私たちが介護をさせていただく人たちになっていきます。

    ここで1つ大きな疑問が生じます。これだけ時代背景が違う人たちを介護するのに今までと同じ介護でいいのでしょうか?

  • 彼らが生きた時代を理解する

    では、そんな方たちに満足してもらうにはどんな施設ならいいのでしょう?生きてきた時代はその人の価値基準を作り上げます。戦後の厳しさを知っている人と、経済成長の華やかな時代を知っている人では価値基準が変わることは当然です。

    だからこそ、今までのような介護施設のように、「無機質な廊下」「単調なレクリエーション」「施設側の効率性だけを追求したサービス」で喜んではもらえないでしょう。彼らの時代を理解し、介護施設もまた変わる必要があるのです。「おしゃれなデザインの家具」「ホテルを思わせる重厚な廊下」「食事は街中のレストランのような空間」こんな施設こそ生き残っていくはずです。

    時代に合わせて「接客」や「接遇」という考えをケアに取り入れる、そういう想いのもと誕生したのが「ケア接客」という働き方です。

介護のイメージをくつがえす「ケア接客」

基弘会はこれからの未来に選ばれる介護施設を創っていくことこそが大事だと考えて、日々、スタッフみんなで「あれやこれや」と試行錯誤しています。新しいことに挑戦する中で生まれるクリエイティブや、自由な発想はとても刺激になります。あなたも次世代の介護に触れてみませんか?

社員から見た「ケア接客」